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きよしこの夜

クリスマスシーズンも一段落。

今日から年末年始に向けてテレビや街に様々な情報が溢れて、一気に慌ただしい雰囲気が加速していくのでしょうね。

そんな過ぎてしまったクリスマスにふさわしい話題をひとつ。

戦国武将で茶人でもある古田織部という人物が考案したと言われる埋け込み型の灯篭がありまして、これを考案者の名前を採って織部灯篭なんて呼んだりします。写真左側に写る灯篭がそうです。

・托シ第怦謦ョ蠖ア蛻・1511-2.jpg

今や日本全国にあるこの灯篭、通常は普通の灯篭なのですが、よーく見てみると稀に竿(さお)と呼ばれる埋け込む柱の面に何やら人物が彫られているものがあります。

この人物が実はキリストを抱いた聖母マリアだったりキリストそのものを抽象化したものだったりして、埋け込む竿の上部が若干左右に膨らんでいる事から、竿は十字架なのではないか?つまりこの灯篭が実は「隠れキリシタンが密かに礼拝する十字架なのではないか?」と言われているんですね。

世を忍び、迫害の危険を背負いながらも、このような形でキリストへの信仰を貫き通す。まこと信仰心とは強い真っ直ぐな心なのだと感じ入ってしまいますよね。

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これが本当ならですけど(笑)

現在、織部灯篭と隠れキリシタンを結びつける証拠は見つかっておらず、古田織部もキリスト教信者では無かったことから「これ、そもそも関係なくね?」という事で、なんだか肩透かしをくらったような、まさに12月26日のクリスマスケーキのような、そんなお話でした。

お後がよろしいようで。

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