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有限会社舩越造園

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施工事例(進捗状況)

現場進捗日誌 浜松市東区T様1

今回から新たな作庭案件のご紹介に移りたいと思います。
お施主様敷地の隣接地が売りに出されるにあたり、拡張して買い取ることになったというのが話の経緯です。
以前の状態であれば、生垣が植えてあってそれで精一杯のスペースだったのですが、今回かなり広くスペースが取れたので、子供が遊べるようにオープンスペースとしては残しつつ、庭としての鑑賞に耐えられるものをというリクエストでした。

浜松市東区T様1

細長くかなりの距離があります。
家の中で生活しながら見える範囲と、窓際に立って外を見たときに見える範囲、そして庭に降り立った後、その全ての場面で庭木や庭石が機能するようなものと配置を考えなければいけません。
悩みましたが、楽しい作業でした。

浜松市東区T様1

手始めに、既存の庭木と新たに拡張したスペースとの仕切りをどうするか問題。
幸い、お客様が庭石を建築会社様の土場にストックしてくれてあったので、その中から土留めと庭石として使えるものをピックアップし、縁石風に据え付けました。

天端も出ていますし、きれいに既存庭と新スペースとを分けることができたのではないかと思います。

浜松市東区T様1

この庭のポイントとなる飛石の据付です。
既存の庭石を最大限利用することが条件の一つなので、飛石に使えそうな石をピックアップしてまずは並べてみました。

小さな石を2つくっつけて一つの飛石にする技法は、割と昔からある技法なのですが、今現在ではなかなか使うことのない技法です。

飛石を担当したK君も、庭づくりの魅力を随分感じ取ったのではないかと思います。
とはいえ、なかなかあることじゃない仕事なので、先輩の指導を受けながら何とか飛石を打ったというのが実情です・・・でも良いリズムで打てたと思います。

浜松市東区T様1

あらかじめ作成した図面に則って、期待値をクリアできると踏んだ庭石(景石)は先に据えておきます。
樹木の根元に下草と庭石があって、それで初めて座りのいい庭になります。

浜松市東区T様1

樹木、低木、下草、景石。
これらのバランスの事を「勢い」と言います。
それぞれの物質が放っている力の方向性。ベクトルが複雑に行き来し、最終的に安定した状態が良い庭ということになります。

こちらはまた次回、進捗ご報告ということになります。

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私たち舩越造園は、浜松市内で庭リフォームを主に手掛けています。
創業60年余り積み上げてきた実績・経験とノウハウを強みに、新築案件には無いそれぞれのご家庭の問題点やお困りごとなどを解決します。
お問い合わせはこちらのリンクからフォームでお願いします。
入力が面倒くさいという方は電話でのご連絡でも大丈夫です。(担当者が不在の場合もございます。ご了承ください。)

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