2025年5月15日、ポートメッセなごやで開催されたエクステリア&ガーデンフェアに向かいました。
このフェアは、エクステリアやガーデニング業界の最新動向を知る上で欠かせないイベントであり、毎年楽しみにしています。
会場となるポートメッセなごやへは、名古屋駅からあおなみ線を利用するのが一般的なルートです。終点の金城ふ頭駅から徒歩でアクセスできるため、公共交通機関での来場が便利です。
私もあおなみ線に乗り、終点を目指しました。
駅からの道のりは、案内表示も整備されており、迷うことなく会場にたどり着けるはずでした。
しかし、実は少しばかりドジをしてしまいまして、立体通路を使えば階段の上り下りは最小限の1回で済むところを、駅を出てすぐに階段を下りてしまい、結局もう一度上り下りする羽目になってしまったのです。
些細なことではありますが、まあ少しばかりの運動不足解消になったと思うことにします(笑)
会場へ向かう道中、目に留まったのは造成途中で中断していると思われる区画の風景でした。
広大な土地に盛られた大きな丘が、まるで巨大なオブジェのように防草シートで覆われていまして、その光景は、どこか異質な雰囲気を醸し出していました。
立体通路から観察してみると、防草シートには等間隔にピンが打ち込まれており、そのピンの周辺から雑草が顔を出しているのが分かります。
ワッシャなどで保護しても、ピンの穴はやはり雑草にとって格好の突破口となってしまうようです。自然の生命力には、いつも驚かされます。
さらに、日当たりの良い斜面では、防草シートの表面から唐突に雑草が生えている場所もありました。
これは紫外線による劣化が原因なのでしょうか。何の変哲もないシート面から雑草が力強く生えている様子は、自然の持つ破壊力と生命力を見せつけられているようでした。
防草シートも万能ではなく、自然の力には敵わないこともあるのだと改めて感じさせられました。
私が会場に到着したのは午前10時半過ぎでしたが、すでに会場を後にする人の姿もちらほら見られました。
おそらく、忙しい時間を縫って、最新の情報を少しでも早く手に入れようと来場したのでしょう。
その様子を見て、エクステリア&ガーデンフェアに対する期待感はますます高まりました。
多くの人が、最新の動向を肌で感じたいと思っているのだと実感し、私もこれから始まる展示会への期待に胸を躍らせました。
こういった会場までの道のりや周辺の風景だけでも、多くの発見がありました。
スケジュールに追われて動くいつもと違って、少し余裕をもって移動したときに目に入る何気ない景色の中に、自然の力強さや工夫の余地を見つけることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
次回以降の記事では、実際に私が訪れたブースや展示内容について詳しくご紹介していきたいと思います。
このレポートシリーズが、皆さんの庭造りのイメージを膨らませる一助となれば幸いです。